虚偽の書き込みは、同僚が犯人と特定

昨年、私の友人(女性)がホストラブで事実無根の中傷を受け、
精神的に酷く追い込まれてしまったという事件がありました。

その時、私も彼女から相談を受け、事の詳細・顛末を知り得たので、
一つの体験談として書き記しておこうと思います。

彼女(以下「Mさん」とします)は、
2年ほど前にライブチャットのキャストをしていました。
有名所のアダルトチャットで、ユーザー数も多い大手のサイトです。

Mさんは容姿に加えて器量の良い女性であったため、
ファンの男性ユーザーを掴むのにもさほど時間を要しませんでした。
声も可愛らしく、会話も上手なお淑やか系の美人さんです。

もちろん規約違反をすることもなく、ブログなども真面目に更新したり、
サービス精神で衣装などにも工夫を凝らしていました。

サイトの人気ランキングの上位にも入るようになり、
ほどなく運営会社からもスカウトされ専属契約にもなりました。

しかし、出る杭は打たれるのが世の常というわけです・・
人気や注目度に比例するようにネット上で叩かれるようになっていきます。
中でもメジャー所で苛烈を極めたのが件のホストラブだったのです。

アダルトチャットに限らず、風俗系でも個人攻撃が目立つホストラブ。
そこの専用板にMさんの名前が頻繁に挙げられるようになりました。

私も相談された当時に実際にサイトを見てみましたが、
煽って荒らすようなウソが列挙されていて、面白半分にMさんを中傷するスレは
ひじょうに腹立たしく許せない、憤慨すべき内容がズラズラと続いていました。
ネタにして嘲笑うようなものから、Mさんが「直接会って枕営業してる」といった、
さも実際にあった事実かのように書き込んでいる虚言も数多くありました。

私を含め、周りのアドバイスから、Mさん本人はエゴサーチを止め、
一切インターネット上の書き込みを見ないようにしていましたが、
お客さん達(男性ユーザー)が心配して伝えてきたそうです。
「こんなこと書かれてるけど大丈夫?」と、あくまで親切心だったようですが、
そういった又聞きのような形でどうしても耳に入ってきてしまい、
気にしないよう努めていたにも関わらずMさんをナーバスにさせていきます。

精神的に追い込まれたMさんは耐えきれず、チャットレディの仕事を辞めることにします。

幸いだったのは、所属していた事務所が彼女を守ろうと動いてくれた事でした。
Mさんからの辞意を受けた事務所は、彼女を引き止め、中傷者を特定する手続きに入ります。
売れっ子であれば運営サイドにとっても人気キャストは財産です。
もちろん会社によって対応の差はあると思いますが、Mさんの所属事務所は良心的でした。

具体的な費用は不明ですが、何十万かの依頼料で、専門の業者(弁護士?)が
核となって誹謗中傷していた悪質なユーザーを特定しました。

なんと!それはMさんがいたライブチャットに登録していた別のキャスト女性でした。

・・嫉妬ですね。

あるいはランカーから引きずり下ろしたかったのかもしれません。
同業者を陥れるために、ホストラブに悪質な投稿を繰り返していたのです。

その特定されたキャスト女性からは謝罪の申し出があったようですが、
もうMさんは一切関わり合いたくなかったので、嫌がらせさえ止めてくれれば、と
それ以上裁判などで争うことはしませんでしたが、ひじょうに後味の悪い事件でした。

もちろん損害賠償にまで発展するケースも少なくはないのでしょうけど、
一個人ではなかなか訴訟にかける費用と時間を捻出するのは困難だと思います。
Mさんの場合のように会社が味方してくれれば何とかなるのかもしれませんが・・

そして、残念ながらホストラブ上で荒らされるのを根絶する事は不可能です。

結局、Mさんはライブチャットは辞めてしまいましたが、
今はデリバリーヘルスのお仕事をしています。

そこでもやっぱり人気嬢にあっという間に登りつめて、半年も経たずにナンバーワンです。

相変わらずホストラブには「何者か」の悪い風評が書き込まれることがあり、
お客さんを通じて間接的には耳に入ってくるようですが、もう本人は意に介していません。

自分自身では絶対にサイトを見ることはなく、
お客さんに言われても丁重に話題にすること自体を断っています。
むしろ「宣伝してくれてありがとう♪」くらいに思うようにしているそうです。

たしかに、傍目から見ていても変なコメントは分かりますから、
丁寧に無視し続けることが唯一の防衛手段なのかもしれませんね。