不特定多数からホストラブで中傷被害

これは私の親友が実際に体験した話です。

親友の名前はC子。
中学生からの付き合いで、性格はいつも笑顔で明るい。
見た目は誰が見てもギャルでした。

C子は高校をして18歳で就職をしたのですが、その頃からホストクラブと風俗にハマりよく利用していました。

C子は中学・高校と彼氏が居たことはあったのですが、“彼氏<友達“という子だったため彼氏ができても常に友達優先でした。

そのため今まで付き合ってきた彼氏とは手を繋いだことしかなく、18歳の時に風俗にて処女を卒業したのです。

素人童貞ならぬ素人処女です。

そんなC子がどんな経緯でホストラブの利用を始めたのかは分かりませんが、C子が言うにはある1つの投稿から中傷され始めたようです。

その投稿は、「埼玉のT太郎と朝まで一緒に居たー!気持ちよかったなー!またお店行くね!」というものでした。

ホストラブの掲示板では地域別に投稿が分かれているため“埼玉のT太郎“とだけで「もしかしてあのホストのT太郎?」と気が付いた女性が結構居たようです。

C子が投稿した内容に、「朝までって何?」「T太郎と何してたの?」「私のT太郎取らないで!」「もしかして○○市のT太郎じゃないよね?」などというコメントが何十件も来たそうです。

T太郎からすればC子は太客。

C子からすればT太郎は癒しをくれる存在。

需要の供給がしっかりとなっていることから身体の関係もきっと合意の上。

そのためC子は何も思わずホストラブの掲示板にT太郎のことを書いたようです。

掲示板に投稿してから1時間経過してもコメントは止まらず、T太郎がそれだけの人に興味を持たれているということを知ったC子は面白半分で「T太郎は誰とでもヤるよ(笑)」「私はT太郎と週4でヤッてる(笑)」「ここにコメントしてくる女はもしかしてT太郎とまだヤッたことなくて嫉妬してるとか?(笑)」と、煽るコメントをしたのです。

これをきっかけに更にコメントが止まらなくなりました。

「T太郎が誰とでもやるならアンタもその一人!」「どうせお前ブスだろ」「T太郎が腐るからT太郎に触るな!」「汚い女は今すぐ消えろ!」「ビッチ確定」「尻軽女」「経験人数3桁だろ!?」という中傷ばかりのコメントに、面白半分でコメントで煽ってしまったC子は「どうしよう…」と酷く落ち込んだとのこと。

中傷されている時に私に電話をかけてきて、今の状況と今後についての相談をされたため私は「もう掲示板に書き込まなければいいんじゃない?」「不特定多数の人が見ているわけだから当たり障りのないことを投稿したら?」とアドバイスしたらC子はすんなりとそれを受け止めてくれました。

ですが翌日再びC子から電話があり、「ホストクラブ・風俗が好きな人お話しましょー!と投稿したら“T太郎とヤったやつだろ?““もしかして昨日炎上してた人?“とかってまたコメントが来た…」という内容でした。

昨日よりも落ち込んでいたC子の声を聞いて心配になった私は、「もう掲示板に投稿するの辞めた方が良いんじゃない?何言っても炎上しそうだし…」と言うと、「でもホストラブの掲示板楽しいから…」という返答でした。 もうこんなC子を見たくない私は「中傷されて落ち込んでいるC子なんて見たくないよ!」と強めに言うと、「でも掲示板楽しいから…」と言い、何を言ってもホストラブの掲示板を辞めようとしないC子に対して私は呆れて言葉が出てこなくなりました。

この日からC子とホストラブの掲示板の話をしなくなり、半年程が経過した頃C子からいきなり電話があり、「病気になっちゃった」と言われたのです。
「どこか悪かったの?」と聞くと、「いや、ストレスで…」と言われたため私は勝手にストレス系の腹痛や、1ヶ月程で治る様な軽度の病気だと思い「ストレス発散しにどっか行く!?」と明るい声でC子に問いかけると、「そういうのじゃ治らないみたい…解離性だって」と言ってきたのです。

この時の私は恥ずかしながら解離性という言葉を聞いたこともなければその病気の症状なども知りませんでした。

C子と電話をしながら解離性についてネットで検索をすると“多重人格障害“別の人格の時の記憶がない““生活面で支障が起きる“などというワードが沢山出てきて、この時「軽い病気じゃないんだ…」と思い知りました。

C子が診察を受けた病院の医師から「解離性になった原因は過度のストレスだね」と言われたそうで、C子がストレスに感じている原因はホストラブの掲示板しか思い浮かばなかったようです。

私が注意した日以降も実はC子は掲示板を利用していたようで、投稿した内容に度々不特定多数の人達から中傷されていたようでそれに対して過度のストレスと不安を感じていたようです、

解離性になったことをきっかけに22歳でC子はホストラブの掲示板にログインしなくなったと話していました。

ですが、私が思っていた以上に解離性はとても大変なようで、基本的に感情の起伏が激しく、学生の時のようにC子はあまり笑わなくなりました。

そして仕事を辞め、3年経った今でも解離性は完治していません。

ホストラブの掲示板を楽しそうに使っていたC子がこんな風になったことで私は匿名とネットの怖さを改めて思い知らされました。

そして私が思っていた、想像していたよりもC子は不特定多数の人達からの中傷コメントに悩み、過度なストレスを感じていたと知りました。